0055-Poem-Love-and-Growth

  家のどこにいても
  感じるの
  あなたの視線
  目を大きく見開いて
  ママを待っているのね。
  三十年生きてきて
  誰かを必要と
  した事はあったけど
  あなたほど私を必要と
  している人もいなかった。
  素直に、ただ嬉しい。

背景

私がどこにいるのか常に必死に目で追う我が子。自分一人では何もできない、母親の私がいないと生きていけないということを0歳ながらに理解しているのかもしれません。泣き喚くことだけが今の我が子に与えられた生きていくための手段であり、それは全て、母親を呼ぶためなのではないかと考えると、命を任された責任よりも、自分を信じて全てを預けてくれているという喜びの方が心の大部分を占めるのです。

 

0053-Love-and-Growth

  結婚して
  名字は変わったけれど
  旦那さんの家族とは
  片手で数えられる程しか
  会ってなかったから
  名字は同じなのに
  なんだか遠くに感じてた
  でもあなたが産まれて
  会話が増えて
  笑顔も増えて
  ママもようやく
  家族になれた気がするよ

背景

結婚すると名字が変わり、旦那さんの両親のことを、「おとうさん、おかあさん」と呼ぶようになります。お義父さんお義母さんに関わらず、どんな人でもまだ数回しか会った事がない時点では心の距離を感じるのが当然で、でも旦那さんの名字を名乗るようになったのだから、少しずつ旦那さんの家族とも心の距離が縮まればいいなと思っていました。その願いを、我が家に来てくれた赤ちゃんが叶えてくれました。

 

0052-Poem-Love-and-Growth

  娘を産んで
  母になり
  子供を通じて
  大人になった自分をみた

背景

「成人」「社会人」と分類されてからも、親に愚痴を聞いてもらったり、お酒の席でグダグダになったり、いつまでも子供だった私。ところが娘が産まれると、突然母親の自覚が芽生えてくるし、外でお酒は飲む気がしないし、何より毎日子供のために悪戦苦闘な自分がいて、その変化に自ら感動して書いた作品です。

 

0051-Poem-Love-and-Growth

  いっつもいっつも
  そばにいるのは
  ママだけで、
  見えてる景色も
  聴こえる音楽も
  おかゆの味だって
  いっつも同じ。
  色々してあげたいけれど
  ごめんね。ママ、
  いっぱいいっぱいなんだ。

背景

子供に良いことはなんでもしてあげたいと思うのが母心。でも実際は洗濯掃除、料理に買出しと、日々の家事+おっぱいやオムツ替えなどのお世話の基本的部分しかできていません。毎日同じ場所に寝っころがして、同じCDをかけ、おかゆの味もかつおだしばかりで・・・変化をつけなさすぎて申し訳ないという気持ちから生まれた詩です。

 

0050-Poem-Love-and-Growth

  毎日ウーウー怒ったり
  ギャーギャー泣いたり
  大変そうだね。
  ママのせいかな。
  あなたにとって
  完ペキなママでは
  ないかもしれないけど
  ママは自分のベストを
  尽くすよう努力してるから
  そう泣かずに
  許してくれないかなぁ。

背景

この詩は子供が産まれたばかりの頃に書いたもので、「子供は泣くのが仕事!」という考えをまだ持てていなかったころのものです。あまりに泣くので、「ママは頑張ってるからもう許してちょうだ~い!」って思ってしまいました。

 

0049-Poem-Love-and-Growth

  ずーっと私の顔見て
  そんなに楽しい?
  特別美人でもないし
  「知り合いの誰々に似てる!」
  ってよく言われる程
  一般的フェイスなのに
  あなたにとってはずーっと見ていたい程の
  ご立派な私の顔。

背景

何をするにもどこに行くにも、視線が痛いと感じるほど一日中子供から見られています。こんなに人から見られることなんてないので、恥ずかしい気持ちになりつつも、そんなに見てて飽きないのかな~と思いながら作りました。

 

0046-Love-and-Growth

  あなたをお世話する中で
  初めて知ったの
  見返りの求めない愛情

背景

「無償の愛」ってかっこいいけど、知らず知らずのうちに、give & takeを求めていた私。でも子供に対しては、「こんなにお世話してるんだから、私の老後、ちゃんと世話してよ。」なんて気にもならないし、「離乳食作ってるんだから、あなたもいつか私に作ってよ。」なんて思ったりもしない。不思議だけど、子供に対しては与えることばかり考えている自分がいるな~そんなの今までなかったな~という気持ちを表現にしました。

 

0045-Love-and-Growth

  あなたを育てる
  という責任の
  奥深くになるのは
  抱えきれない程の、愛。

背景

子育てをしていると、「疲れた!誰か変わって!」と思うこともある。でも実際は、逃げない。だって、その子に対する責任の根底にあるのは、とっても大きな愛なのだから。

 

0044-Love-and-Growth

  ママね、
  将来あなたが出産したら
  その子の性別なんて
  どーでもよくって、
  ただあなたを抱きしめてあげたい
  と思うのよ。
  長男の嫁だから男を産めとか
  男の子ばかりだから
  女の子にしてちょうだいとか
  そんなのどーでもよくて、
  命をつないでくれたことに
  ただただ感謝したいと思うのよ。

背景

子供を妊娠すると必ず避けられない話が性別。どちらの性別でも必ず喜ぶ人と「逆がよかった」なんていう人がいて、大抵心が敏感になっている妊婦側が傷つくようになっています。うちの子供は女の子なので、将来妊娠・出産をしたら、私はどうしてあげたいか、どういう言葉をかけてあげたいか、をこの詩に込めました。

 

0043-Poem-Love-and-Growth

  赤ちゃんは本当に不完全。
  なーんにもできないの
  その延長上にある私たち大人も
  また不完全な生き物で
  完ぺきではない者同士
  愛を持って補いあいながら
  暮らす今日。

背景

何もできない0歳の我が子と、育児にてんやわんやの自分をみて思ったこと。私達はいくつになっても完ぺきにはなれなくて、だからこそ皆、お互いの不完全な部分も受け入れあいながら今日を過ごしているのだ、という気づきを表しています。